鶏口牛後な日々

心の赴くまま、やりたいことを仕事に。

乳飲み子さんと暮らすハワイ7。液体ミルクとライスシリアル

さて娘さんは5ヶ月齢に達しまして、日本では離乳食を始めましょう、と言われる時期に差し掛かっております。

4ヶ月が終りに近づいた頃には、パイセン赤ちゃんたちのお母さんたちや子供のいる親族に相談して、色々準備するものなどを真剣に悩んで考えていたのですが、結果的にハワイでは日本と同様にはできんと判断しました。

最たる例としては、みんなが離乳食作りに重宝したという、小さいすり鉢やすりこぎがありません。

類似品を探しましたが、野菜やら食物を潰せそうな道具といえば、ポテトマッシャーや、パイ生地を伸ばすための、ふっとい木の棒の両端に取っ手が付いているもの、くらいしかありませんw

小さなブレンダーは、初期の離乳食作りが終わると戸棚で埃をかぶるという話をよく聞いており、私も使いこなせそうにないなと思っています。

ジュースやスープが作れるミル(ミキサー)なら離乳食終了後も使いそうなので、それを買うのはありだなとも思いましたが、最初の時期は本当に少量ずつしか食べないから、ミキサー自身を洗う方が手間かもよ、とのアドバイスも。(定番になった野菜類の作り置きや、お粥を完全にペーストするのには役立ちそうなので、これは今後も継続検討予定です)

そうこうしているうちに、5ヶ月に達したのですが、世界の? WHOがガイドラインで、離乳食の開始について、6ヶ月くらいからでいいんじゃね? と言ってるのをいいことに、まあぼちぼちできることからやりましょう、みたいなかなりラフな心算で落ち着きつつあります。

液体ミルク

そんな中、泣いたときに母乳頼みだと乳を出せない家族の対処法がないということで、日本では最近解禁された液体ミルクを探して試してみようという話になりました。

アメリカでは以前から比較的一般的であるという噂を元に探してみたところ、どのスーパーでも基本は置いていることを確認したので、1週間前くらいからストローマグの練習がてら少しあげてみています。

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色はちょっと茶色っぽくて、鉄分入ってるぜ! と強調されているところからして、鉄推しなようでした。

あとで紹介するライスシリアルも鉄推しなので、アメリカでは今鉄の摂取の重要性が提唱されがちなようです。

開封してから48時間以内に飲みきるように、と書かれていたので、開けた後は冷蔵庫に入れて保管しています。

この容器の蓋を外して、これ専用の乳首ぽい飲み口をつけて、そのまま外などでも与えることができるようでした。

うちは家で飲ませるので飲み口は買わず、飲めそうな分だけストローマグに移して飲ませることにしました。

ストローマグは、日本で買ったものを持参しました。

こちらでも各種売られています。

娘さん、興味は示すのですが、まだストローを咥えても、吸うことがわかっていない様子。

なんならオレンジ色のマグの蓋に惹かれるのか、蓋にガシガシかぶりつきます…。

これはまだ早そうだということで、次はスプーンでトライすることにしました。

話が少しそれますが、飲ますときに最初普通の服のままでトライしたところ、スタイから服からミルクでベロベロ、しかも鉄入り? ゆえの茶色がバッチリ吸収されて、白いうさぎのスタイが茶色のぶちうさぎみたいになってしまいました。

これはシリコン製の前掛けが必要だということで、Targetで二枚組9ドルのものを購入。

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薄いグリーン基調でデザインも可愛いので気に入って買いました。

しかしながら、付けて飲ませてみると、一番首回りが小さくなるように調整してはめてみても、娘さんの首にはブカブカw

またしても服とスタイがビチョビチョに…。

親族が使っていたBaby Bjornの前掛けの優秀さが一気に理解できました。

これだと、細かく止める位置を調整できる仕様になっており、離乳食を始めた最初の時期でも特に首元がぶかぶかで漏れるなんてことはなかったそうです。

Targetで買ったやつ、せっかく色やデザイン可愛いのに…と残念に思いながら、機能が満たされないなら仕方なしと、Amazonアメリカは、Amazon.co.jpではなくて、Amazon.comです)でBaby Bjornのベビーエプロンを探してみると、1つ12ドルほど。

これは買いか?! と思いきや、注文が25ドル以下だと送料がかかる、しかもおそらく10ドルほどはかかる(ハワイだから?)とのこと。

うーん…どうしよう…と思い、ひとまず置いておいたところ、次の日くらいに買っていたエプロンのいい使い方を思いつきました。

首の後ろで止めるとき、あらかじめ用意されている止め具だと、首回りがブカブカになるので、首に合うように調節して洗濯バサミで止めればなんとかならないかな?!

…少しこぼれましたが、一応うまくいきましたw

致命的な状況は避けられるようになったので、ひとまず今のエプロンを使い続けようと思います。

さて、見事な話の逸れ具合から本題に戻りまして、娘さん、スプーンで液体ミルクを飲ませてみたところ、毎回ものすごく不味そうな顔をするものの、何度か飲ませるうちにすこーしずつ口から戻さずに飲んでくれるようになってきました。

このことで少し光明が差し、この延長で少しずついろんなものを試していけば、食べることやスプーンやらにまずは慣れていってくれそうだな、と思えるようになりました。

日本の離乳食のやり方! という比較的決まったパターンみたいなのは一旦置いておいて(そもそも道具的にも食材的にもできないし)、できるところからワンステップずつ進めてみようと思っています。

Gerberのライスシリアル

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こちら、お友達から教えてもらって、これまただいたいどこのスーパーでも売っているrice cerealです。

ミルクの延長で、試してみようと思ったときに、次はこれだな、と思い、買ってみました。

飲ませ方は、テーブルスプーン1杯分のシリアルに、テーブルスプーン5杯分の母乳か調整ミルク(infant formula)を入れて混ぜる、と書かれていました。

なるほど。

ちょうど開封してある液体ミルクがあったので、これを入れて混ぜてみました。

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見た目はほぼミルクのまま、少し粒が見えるくらいで、どろっとするまではいっていません。

最初の10分粥も、上澄みから飲ませろというらしいので、それと同じくらいのサラサラ感なのでしょうかね(粥を試してみてないので想像ですが)。

娘さん、スプーンであげてみると、お、口を開けてスプーンを誘導してくれるし、ミルクと同じく不味そう〜な顔をするものの、試しに作った一単位(テーブルスプーン1杯分)を食べ切ってくれました。

ミルクよりスプーンや口に留まるので、こぼれにくくて、食べさせやすいかも。

なかなか幸先がよいスタートです。

今後もライスシリアル&液体ミルクでスプーンや食べることに慣れていってくれればよいな、と思います。

その先のステップとしては、rice cerealを出しているGerberというブランドからは、大量にペーストの離乳食のパックが発売されていて、スターターキットとして少量パックの野菜のペースト6個入りとかも売られているので、これらも試してみるかもしれません。

だんだん粒が残っていても食べられるようになってきたら、大人が食べているものを作る途中で煮た野菜とかを潰したり、おかゆなどもあげていきたいなと思います。

日本の模範的な方法とは程遠いですが、ゆるりとやっていきたいと思いますー。