鶏口牛後な日々

心の赴くまま、やりたいことを仕事に。

ハワイ島で運転免許を取る

ハワイへ渡航する前に国際免許を取得してきたので、1年間は運転ができます。

なので1年に1度帰国して国際免許を更新し続ければ特に問題なく運転は続けられます。

さらに言えば、最近は日本とハワイ州がなんらかの提携関係を結んだことで、日本の免許でもハワイ州は運転ができるようです。

ただし、現地で自動車保険に入るのに、免許証の情報によって保険料が決まるらしく、現地の免許証を取得する必要がありました。

(詳しく調べてはないのですが、おそらく現地以外の免許証で自動車保険に入ろうとすると、不利になるのではないかと考えられます。)

ということで、ハワイ島Hiloで免許を取ってみようー。

書類の一次チェック

実際に提出した書類ですが、

  • パスポート
  • 国際免許
  • I-94(法律上のステータスを証明する書類として)
  • 賃貸契約書のコピー、自動車保険の保険証(住んでいることの証明として)
  • Social Security Denial Letter

を提出しました。

警察署には、Driver's Licence取得はこっちにいけばいいんだな、というのが一目瞭然の案内看板が用意してあったので、窓口のある場所はすぐわかりました。

窓口のある建物のドアの外に机や椅子が並んでいて、そこに一人スタッフがいて書類が揃っているかの一次チェックがあります。

住んでいることの証明書類として(Proof of Residence)、自分宛で来た、住所の書かれた郵便物を持って行ったのですが、この一次チェックでこれではダメだと言われました。

結局、賃貸契約書のコピーと、自動車保険の保険証でオッケーが出ました。

他にも周りの人が、自分宛にきた郵便物の封筒を提出して拒否されていました。

郵便物の場合はちょっと注意が必要なようです。

これで一次チェックは通過し、建物の中に入れました!

申請窓口にて

しかしながら、実際の窓口に呼ばれてから、ソーシャルセキュリティーカードはないと伝えたところ、ないことを証明する「Denial Letter」なるものをソーシャルセキュリティーオフィスで取ってくるように、と言われました。

この時点で申請プロセスはストップ。

仕方ないのでその足でソーシャルセキュリティーオフィスへ。(車で13分ほどのところ)

ソーシャルセキュリティーオフィスでDenial Letterをもらう

ソーシャルセキュリティーオフィスは、あまり広くなく、窓口は3つくらいしかない小さな郵便局のような場所でした。

入ると受付の端末があり、用事を選択して受付番号を取得しました。

人は私の前に5,6人くらい待っていた感じだったと思います。

窓口に呼ばれるまで15分ほど待ちましたが、窓口でDenial Letterが欲しいと伝えるとものの5分ほどで作ってくれました。

用途を告げる必要はありませんでした。

住所と名前を伝えるだけで即座に「はいはい」という感じで作業に取り掛かってくれました。

申請窓口にて(次の日再挑戦)

ソーシャルセキュリティーオフィスに行っている間に15時を回ってしまったので、そのまま警察署に戻っても、Written Testは受けられないため、次の日再度警察署へ行きました。

申請書にはサインと日付を書いてあったのですが、日付だけ修正してそのまま使っていいと言ってもらっていたので(そんなことまで教えてくれるのは優しいなと思いました)、次の日はすんなり書類審査を通過しました。

窓口のスタッフさんが申請書類の内容をパソコンに向かって打ち込んでいっていたのですが、日本の免許を見て、「この有効期限は何年と書かれているの?」と聞かれ、なんのことかと思ったら「平成33年」との記載が読めないとのことでした。

そらそうだ。西暦で書いてください!!

日本を離れてまだ3ヶ月ほどのはずなのですが、もはや平成を西暦にパッと変換できなくなっていることに驚きましたw

いきなり聞かれたとはいえ、使っていないと記憶ってすぐ書き換えられて行くんですね・・・。

思わず携帯で調べていいかと尋ねて、オッケーをもらってスマホで調べましたorz (窓口に携帯禁止のマークが堂々と貼ってあったので念のため)

平成33年はもう来ないですけどね。

何れにしても、個人的には西暦に統一してもらった方がずっとやりやすいと思いました。

gold starがついたものか、そうでないものかを選ぶことができると言われたのですが、なんじゃそらと思い質問しましたところ、gold starがついているものは飛行機に乗るときにIDとして使えるそうです。

gold starという呼び方からして、優良ドライバーの印とか、何かプレミア感がありそうですが、飛行機に乗るときIDとして使えるというのは予想外でした。

取得にかかるお金は同じだそうです。

IDとしては別にパスポートがあるから特に必要なさそうだと思いましたが、更新手続きなどが楽かもしれない、という話だったので、gold starの免許にしてもらいました。

その後の視力検査は、覗き込むようなデバイスが窓口に設置してあって、覗き込んで文字や数字を読んだり、視界の端の方にランプが点滅しているのが見えるか聞かれたりしました。

筆記試験

窓口で諸々確認が終わると、建物の隅にテーブルと椅子がいくつか置いてあるスペースがあって、そこに誘導され、問題と回答用紙と鉛筆を渡されます。

制限時間は特にないようで、問題は4択式のものが30問、6問まで間違えて良いそうです。

終わったら箱に提出して、また窓口に並んでね、と言われました。

筆記試験の問題は、ネットで過去問題を170問くらい公開してくれているサイトがあったので、来る前にこちらで一通り勉強しておきました。

日本語と英語があるという記事を見たのですが、ホノルルだけのことできっとHiloでは日本語はないだろうと思い、英語で勉強していたら、意外なことに窓口で、日本語の問題もあるよ、と言われました。

勉強は英語でしたので、英語の問題を選択しました。

四択の試験なぞ受けるのは久方ぶりだったのですが、全問正解しました!

過去問題に掲載がなかった問題としては、

  • 子供を車に残していってはいけない(9歳以下の子を5分以上残しておくとアウト)
  • 白い杖を持ったり盲導犬を連れていたりする人は、何か特別な介助を必要とする可能性がある
  • 携帯電話で通話しながらの運転はだめ(ハンズフリーはOK)

という昨今の情勢に即して追加されたと思われる問題でした。

窓口のお姉さんがニコちゃんマークを書いてくれて、perfect! と言ってくれました。

料金支払い、写真撮影、Road Testの予約

そのあと、申請料金($10と、申請費用$1と、ステータス確認費用$1、筆記試験費用$1の計$13でした)を払いました。

こちらは、現金かチェックでないとダメなようです。

しかも午前中はお釣りがないから50ドルとか100ドルとかは受け取れないよ、と張り紙がありました。

そのあと写真を撮るコーナーで写真撮影、右手の親指と人差し指と左手の人差し指の指紋を取られました。

それが終わるともうすぐ仮の免許証が発行され、Road Testの予約をとって(これは後日自分で電話してもいいそう)、おしまいでした。

総括

警察署にいくのも、ソーシャルセキュリティーオフィスに行くのも初めてだったし、免許の申請プロセスも日本と違ってわからないことだらけだった中調べながらやったことで、色々と経験値が上がりました。

Road Testは予約が詰まっているみたいで、3週間後くらいになりそうでした。

これもすんなり通るように準備をして臨みたいと思います。