Dunlopの外反母趾の人に優しい靴を試してみた

この記事を書こうと思った動機については以下の記事参照。
tacosvilledge.hatenablog.com

ということで、色々と試しながらやろうとしています。

外反母趾が発症した頃の靴

さて、外反母趾で痛みの症状が出だした時、私はパンプスなどを履いていることが多い時期でした。
つまり先が狭まっていたり、ヒールがあったりしました。

当時、そこまで横幅であることを意識していなかった上、かかとから爪先までは165cmの身長にもかかわらず23.0cm〜23.5cmと短かったため、
パンプスを日常履きしていました。

最初に違和感を感じたのは、左足の親指の付け根（下側）が何か痛いな、歩き方が悪くて強く打ったのだろうか？　それとも歩きすぎで疲れが溜まっているのだろうか？　という程度でした。
数日経つと治るどころかより一層痛くなってきて、腫れも出てきて歩くのが辛くなり、足を引きずりながら歩くようになりました。
整形外科に行ったところ、外反母趾の初期だということで、テーピングで足指を広げる巻き方を教わり、足指でタオルを掴む体操やグーチョキパーをする筋トレをするようにと言われました。
この頃には、かなり緩いスニーカーでも痛くなったので、これはかなりヤバイなと感じ、靴屋にスニーカーを新たに購入しにいきました。

その時、靴のチヨダという靴やでたまたま（？）とてもいい店員さんがおられ、外反母趾の時は大きめの靴がいいとはいえ、大きすぎて足が靴の中で動くのも良くない、足に合っていて、足指が自由に動かせる空間も保っていられるものが良いと教えてくれました。
その時買ったのは、Pumaのウォーキングシューズです。
足指が十分に動ける空間があるかどうか、なども履いてみて、店員さんの意見も聞きつつ購入しました。
いくつか履いてみて確かに合っているものを選んで買った甲斐があり、その後その靴を履いている間は問題なく痛みも感じずに歩くことができるようになりました。

ちょうどパンプスを毎日履く必要がタイミングよくなくなったので、それ以降は基本件のスニーカーを履いて過ごすようになりました。

その後、グーチョキパー運動をできる限り毎日やるようにしていたのですが、半年ほどで終わってしまっていました（^^;）

内反小指が発症した頃の靴

１年半ほどだって、冬の始まりにブーツを履き出しました。
その前の年も少しは履いていたのですが、あまり頻繁には着用していなかったのが、
今年は、膝下までのインポートブーツを毎日のように履いて、さらに家で少し幅が狭目のシリコン製のスリッパをずっと履いていました。
2週間ほどの間、ずっとこれらの靴が当たっていたことが原因だと思われるのですが、右足の小指の外側が腫れてまずブーツが履けなくなりました。
一度炎症が起きて腫れてしまうと、おさまるまでは何をしてもダメで、ずっと履いていたPumaのスニーカーまでもが履けなくなり、
最後は100均のサイズLLの便所サンダルしか履けない事態に（笑）
スーツを着るような方々と会う場に行く時も、便所サンダルしか履けないので、会合の開かれるビルの下まで便所サンダルで行って、おもむろに靴を取り出して履き替え、ミーティング終わったら速攻元の便所サンダルに履き直す、ということをしていましたw

靴を買いに行く

とにかく炎症が治るまではそのままにして、腫れがひいてくるとPumaのスニーカーは履けるまでに回復しました。
ただ、Pumaの靴はもともとウォーキングやジョギングのためのシューズで、色もグレーに明るいパープルの線が入っており、仕事やちょっときれいな格好をしたい時には不向きです。
普段はジーンズなどを着ていればいいので問題ないのですが、さすがに柄物や明るい色のスカートを履いた時にそれを履くと台無しです。
昨今靴下にサンダルという合わせ方もされるファッションもあるようですが、さすがに便所サンダルはかなりのハイセンスな人でないとうまく合わせられず危険です。

「足が痛くなく、おしゃれをしたい時にも（一応）合わせられるシュッとした靴はないかなぁ」

ということで、靴屋に探しに行きました。
靴流通センターへ。

幅広の靴を出しているブランドを聴いたところ、海外ブランドは軒並み細身が多い、との回答。
確かに、これまで靴を色々探して店員さんと話してわかったのは、日本人の足は、ヨーロッパの人と比べて平均的に幅広らしい。
でも、昨今のおしゃれな靴やは、こだわりが強ければ強いほど、インポートの靴を置く傾向にあると思う（私勝手調べ）
確かにシュッとしたフォルムなど、ファッショナブルなのだろう（←よくわかっていないが）

一応教えてもらった4Eが置いていあるコーナーを見ると、お年寄り向けに見えてしまう見た目の靴がずらり・・・。
別に幅広の靴を求めているのは年配の方だけではないのに。

こんな感じのものです。
さすがに4Eでも機能的でも、スカートの下に履くおしゃれな靴として履けるものを探していてこれはちょっと難しいと思ってしまいました。

しかし一列、Dunlopの「外反母趾の方向け」という靴のコーナーが。
そうそう、関係あるかどうか知らないけど、Dunlopって住友ゴム工業のブランドだから、日本企業なんですよね〜。
だから日本人に多い幅広の人向けの靴とか研究してくれてるのかな〜、などと考えつつ見つけたものが以下のDunlop MoterSportsという靴でした。

Dunlop MotorSports strech fit

これの少し違う型で、上がマジックテープになっているものもありました。

まず機能性。
履いて見ると、一番当たって痛い、親指の付け根の外側や、小指の付け根の外側の部分が当たるところは、柔らかいストレッチ素材になっていて、痛くない。
多くの靴は、そこの部分が一番硬くなっていて、当たって痛いことが多いのです。
さらに、足首に近い部分を靴底と調節紐（またはマジックテープ）とでしっかり足にフィットさせているので、靴の中で足がずれないのに足指はものすごく自由に動きます。
この作りは、別に外反母趾の人じゃなくても嬉しいのではないかと思いました。

（紐はこの時点では適当に結んでいました。もっとちゃんと調節できます！）

そして見た目。
確かに、確かに、パンプスやショートブーツの方が、お手軽に可愛さやおしゃれさを演出できます。
でも、この感じなら、ギリギリスカートやシュッとしたパンツとも合わせられ・・・そうじゃないでしょうか？？
実際試して履いて見ると、悪くない。

私はDunlop MotorSportsの紐で結ぶタイプのものを購入しました。
今のところ痛みもないですし、歩きやすいし、スカートの下に履くこともできるのでなかなか良い買い物をしたな、と思っています。

もちろん、今後もっとおしゃれなデザインを実現してもらえれば嬉しいなと思っています（Dunlopの研究開発及びデザイナーの方々、どうぞよろしくお願いします！）
ここまで実現できていたら、あとは、さらに横展開だけなのでは！？　と希望的観測を持っています。

以上、試してみたレポートでした。

どなたか他のいい靴を見つけられたら、感想など、情報共有してもらえると嬉しいです！