鶏口牛後な日々

心の赴くまま、やりたいことを仕事に。

乳飲み子さんと暮らすハワイ5。渡航までの手続きなど

さて、ヒロに到着して1週間が経ちましたが、渡航までが長い道のりでした。

本来は4月生まれの娘さんが1ヶ月になれば、飛行機には乗れるので、何もなければもっと早く渡航できる予定でした。

が、まあ、なんともなんやかんやと手続きがあり、聞いてはいましたが、案の定そんな簡単には行きませんでした。

最悪なシナリオとして、盆に重なるのでは、と冗談めかして言っていて、本当にその通りになりましたw

なんとなく振り返ります。

ゴールはビザの取得です。そのためには…という形でここから遡っていくことになるのですが、なかなか色々必要でした。

まずビザといっても、私と娘さんは夫の家族ビザなので、夫の組織で手続きをして、DS2019という書類を作成してもらう必要がありました。

そのためには娘さんのパスポートと出生証明(戸籍謄本とその翻訳)、私の婚姻証明、それぞれの写真が少なくともいる。

出生証明は戸籍謄本の英訳でした。

婚姻証明は、ハワイの領事館に戸籍謄本を提出して英訳を作成してもらわなければならず、夫がホノルルまでわざわざ出向く必要すらありました。

パスポート取るには、里帰り地での申請ということもあって少し面倒で、戸籍謄本、娘さんの住民票、私の父母の住民票、母子手帳の写し、娘さんの保険証のコピー、写真が必要でした。

里帰り地での申請は、イレギュラーらしく、電話で問い合わせましたが、その通りに準備して行ったところ、さらに追加の資料を要求されました笑

電話で言ってくれ!! と切に思いましたが、まあ仕方ない。

まだよかった? のは、電話の人も、「事務所に来てから、書類の追加を要求される可能性もあるからご了承ください」って前もって言ってくれてたことくらいですかね笑

たしかにその通りになりましたw

戸籍謄本や住民票は言うまでもなく、生まれた時の出生届が必要です。

保険証は、彼女は私の扶養として登録してあるので、私の所属する企業の健康保険組合に扶養に含める申請が必要でした。

写真がこれまた面倒で、新生児なのでシーツに寝かせて上から撮ることが認められているのですが、まっすぐ向いてないといけないとか、後ろに影があってはいけないとか、新生児は動く上、日当たりのいい時間帯で機嫌がいいときも限られているので結構苦労しました。

挙句旅券事務所で、影があるからと一度NGを喰らい…結局画像ソフトで頭の周りを切り取りし、背景を暗めの白で塗りつぶして、証明写真アプリを駆使して作成しました。

まあこう書くと、順序よく準備していけば、結構サクッと取れる?? と言うように見えますが、なにかと申請や、書類の請求には毎回待ち時間があるので、順序よく最短でやっていったと思うのですが、取得は4ヶ月弱かかったとかなります。

DS2019の他に、I-160というフォームをオンラインで作成して送信する必要もあるのですが、これもまた結構な情報量で、ややこしかったです。

なにかというと、過去の渡米歴、ビザ取得歴を全部書かされたり、自分の仕事先の住所から仕事内容、家族の誕生日などの情報、過去の出生や戸籍等の情報など、パッと覚えてないのでいちいち調べないといけないことが多かったからです。

質問形式で禁止事項に抵触してないかとかをYes or Noでかくところもあり、まあ基本何も悪いことやってないのでYesかなーと安易に書くわけにもいかず(実際質問によって潔白な回答でも、yesだったりnoだったりしましたw)全部英語で読んで回答していくと結構時間がかかりました。

娘さんは特に過去の渡航歴も仕事先もないので、シンプルに終わりましたが、それでもそれぞれで作る必要はありました。

システムがセキュリティの関係でよくタイムアウトになるので、saveボタンをこまめに押しつつ…といったことも、少し手数を増やすのに貢献してましたw

そんなビザ申請全体と平行して、日本にいる間の医療費控除やら子供手当やら予防接種やら、自分の仕事の産休育休申請やら、赤ちゃんを持つ親御さんがやるべき細々とした申請関連を兎にも角にもこなしていった感じでした。

里帰り出産してそのまま実家に滞在していたので、住所地の管轄の役所に基本郵送での申請が多く必要だったのも待ち時間を増やす結果になったのかなぁ。

まあなんにせよ、渡航までこぎつけられて一安心、ってとこですね。

夫がその間先に渡航して生活環境を整えてくれていたので、ある意味分業のような結果となったのも、渡航後にすんなり生活に馴染めた理由かもしれません。

結果オーライということですね。

何事も経験。大変なことは学びになりますね。