wordpress本番環境をローカルでトレースしたときの覚書
すでにネット上にあるWordpressの環境について、デザインスキンのテストをしたかったので、ローカルにそっくりそのまま環境を作ることにしました。 デザイナー向け、ガチエンジニア向け、全くの初心者向けなど、誰向けかによって使っている技術も、書き方もそれぞれで情報はたくさんあったのですが、最速でやったので、今後のためにメモ残しておきます。
環境は、こちらを参照しつつ、dockerで作りました。
簡単便利!DockerでWordpressの開発環境を作ろう。方法&メリット紹介 | Workship MAGAZINE(ワークシップマガジン)
ただし、マウントするフォルダについては、記事内では、 wp-content
のみとなっていますが、私は、
.htaccess
や、 wp-config
をいじることもあると思い、一つ上層の html
フォルダとしました。
その後のコンテンツの意向については、htdocs以下を全て、ローカルの html
フォルダに入れ込み、 dbのダンプを db_data
などに入れ込めばいいはずなのですが、一度ちょっと失敗したので、 今回はプラグインの All-in-one-migration
を使いました。
WordPress本番環境をローカル環境にコピー(複製)する方法|TOMOZO/エンジニア|note
ただし、512MBとかまでしか、エクスポートできないらしいので、でかくなってからだと、プラグイン使えないかもです。 今回、新規コーポレートサイトで、6800ファイル、200MBくらいでした。
エクスポートは難なく終了。ファイルとして、ダウンロードできました。
ローカル環境の方で、インポートしようとしたとき、ファイルのアップロード容量制限が出て、これは、以下を見て、wp-configに追記しました。
と思ったら、wp-configではなぜか効かなかったので、.htaccessに追記しましたら、効きました。
これでインポートができました。
How to Increase Maximum Upload File Size in WordPress | ServMask Helpdesk
注意点
これで全てをまるっとインポートできました。
再度Wordpressのログインを求められますが、ユーザー名・パスワードは、エクスポートしたサイトと同じです。
中身も全く同じになっているので、本番環境をいじっているのか、ローカルのテスト環境をいじっているのか、URやポートをみておかないと、間違えて本番いじっちゃった! ということになりかねないな、と思いました。 お気をつけください。
以上。
[2020.09.01追記]
この時はローカルへインポートだったので、上記方法でアップロード容量制限の設定を変更できました。
一方で、AWS Lightsailで立てている本番環境へのインポートする際は、bitnamiで作られているので、bitnamiのマニュアルを参照する必要がありました。
ここでは、bitnamiの場合は、 php.ini
の内容を変更するように、と書かれています。実際に、このマニュアルを見る前に、自分で wp-config.php
をいじってみたり、 .htaccess
を作成しておいてみたりしましたが、変わりませんでした。注意が必要です。