鶏口牛後な日々

心の赴くまま、やりたいことを仕事に。

初心者プログラマーとしての効率良い学びはやっぱりまだ書籍

背景

初心者プログラマーPHP初めて1年半、Laravelで仕事をするようになって半年です。
会社では幸運なことに、聞けばなんでも教えてくれる先輩のチームに所属しているのですが、近い将来自立したいので、会社以外での効率の良い学び方法を目を皿のようにして模索しています。

やっぱり書籍!

そのような状況で、ネット記事や、ネット動画、勉強会やら色々ある便利な世の中ですが、やっぱり書籍が自学自習には効率がいいと思っています。

実務をやっていて、詰まったとき、確かにネット上には英語の文献も含めるとごまんと情報があり、だいたいはそこから糸口を見つけることができます。
でも、0から10までシステムを作ろう! としたとき、実際一つ一つ全部調べていくわけには行きません。
全体像を、ざっくりとでもつかめていると、マイルストーン(今どの辺で、あとどれくらい、どの辺が難しい、等)を意識することができます。
だいたいのマイルストーンを理解できていたら、あと細かいことは調べてもいいし、聞いてもいいです。

例えば、サーバーサイドでPHPを使っていますが、その全体像を知りたいと思ったとき、ネット記事は細切れが多いため、全体像を理解するのには時間がかかります。
公式ドキュメントは、携帯の取扱説明書よろしく、細かいことまで隅から隅まで書いてくれているので、最初の一歩として全体像をつかむには不向きです。
課題にぶつかったときに、StackOverflowなどの質問サイトはエラーの内容などを知るために有用ですが、これまた全体像をつかむには全く向きません。

入門書は、うまく著者が絶妙な薄さに調整して、本の一冊にまとめてくれているので、そこまで時間を使わずに大枠をつかむことができます。
いわば、先駆者の人たちが、キュレーションしてくれているわけですね。


技術書は高い

技術書は、普通の小説などと比べて情報量も多い代わりに高いです。
2500円以上の書籍もざらにあります。
でも、勉強会1回分以下と考えれば、情報量的には相当コスパがいいです。
また、ネットでの塾のようなものもあるかとは思いますが、ご存知の通り、3ヶ月で30万とか破格の値段を突きつけられます。
そして、大したことないところも実際あります(経験済み)
2日で2万とかざらにありますよね。それは中身によりますし、実際に受けてみないと内容が本当に効果的なものかはわからないというのも一種の賭けです。(経験済み)

書籍にアレルギーのない人であれば、書籍がお勧めです。
また、昨今は、そこまで精密な書き言葉でなく、口語調のような説明の仕方をしている書籍も多々ありますので、活字嫌いの人でも、プログラミングを学ぶ意欲さえあれば選択によって合う書籍にで会えると思います。

ということで、実際に書籍を選ぶ時のコツなど書いていきたいとおもいます。


1. 書籍はやっぱり本屋さんで選ぼう。

同じ言語やフレームワークの書籍といえど、中身の書き方は千差万別です。
これは、Amazonの覗き見、だけではわからないと思います。
目次を読み、全体のページを実際に繰ってみて、説明の仕方や、図の多さ、サンプルの書き方など、「これなら自分でもわかりそう」と思うものを選ぶと良いと思います。
実際、Amazonでポチってみた参考書で、説明の仕方がよくわからずその後読まなかったものが数冊ありますw
多少高くても、中身をきっちり確認して自信を持って買える上、見たその場で買って帰れるという点で、本屋さんで買うことをオススメします。


2. 技術書を置いている本屋さん

これは、東京近郊に住んでいる人向けですが、技術書って、売っている本屋さんが限られますよね。
最寄りの駅が、多少ショッピングセンターなどがあっても、中に入っている本屋さんが、ワンフロアくらいであれば、技術書にスペースを割いているところは少ないと思います。
(JRの駅についているビル一個ぶんくらいのショッピングセンターの本屋は、3つくらい見ましたが、基本対した品揃えではなく、選ぶことができないので諦めた経験があります)

また、大型ショッピングセンターでも、観光客向けの場所だと、これまた技術書が置いていないようでした。
(実際に見たところでは、スカイツリータウンの本屋など)

結局、技術書といえば、新宿とかターミナル駅近辺にある、本屋の大型店舗が妥当、となって来ます。
新宿でいうと、東口から数分の紀伊国屋が代表格でしょうか。
以前、本屋をネット検索で探したときに、「紀伊国屋は、王道すぎて、立ち読みが多いので、本が汚れている」と書いている人を見ましたが、確かに、一番上の本は汚れているものもあって、デリケートな人は、積んであるならば下から買うのがいいかもしれません。
(どうせ汚れるのだから、気にならない人は、それを買ってあげる方が、本屋にはやさしいかもです。在庫処分にせずに済むので。)

新宿では、他にもサザンテラスのニトリの上にも本屋があるのですが、外国語の書籍オンリーだったりと、行って不発に終わることも多く、結局東口近くの紀伊国屋に行ってしまっています。
(他にもあるみたいなので、見つけたらまたメモします)


3. まず探すときに見るべきところ

実際に、書棚に行って選ぶ段では、目次や「はじめに」を読みましょう。
「はじめに」のところで、事前に必要な知識や、どういうレベルの人向けに書いているか、書いてくれていることも多いです。
特に、中級者以上向けの本は、そのように注意書きしてくれている場合が多いです。
ある意味、自分のレベルにあっているかを、そこで確認できるというわけです。

目次では、今現在自分が困っている課題にピンポイントのテーマがあれば、確実にそこは絶対に開くので、積ん読になる可能性を減らすことができます。
さらに、そのテーマについての中身を少し開いて見て、自分にわかるような説明の仕方をしてくれているか? を確認するとよいでしょう。
自分のレベルでは理解できなさそうならば、買っても絶対読みません。
レベルが高いものを買うくらいなら、低すぎるものを買う方がまだ読みます。(さらっと読んで、全体の内容を頭に入れるだけでも、何かはプラスになります)


4. たくさん買わない

探し出すと、テンションが上がって数冊買ってしまいそうになるのですが、ここはグッとこらえて1冊、多くても2冊にしておくことをお勧めします。
2冊買っても、まずテンションが高いうちに読めるのは1冊です。
私がダメダメなだけかもしれないので、積ん読には絶対しないという自信のある人は読み飛ばしてください。
もちろん、新宿やら大型店舗にアクセスがよくない人は、必要なものを必要な分、買って帰ってください。


5. 似たようなもので迷ったら??

知識は何と言っても旬がありますし、この業界の技術は日進月歩です。
やっぱり発刊日がいつかは確認して置く方がいいと思います。
2つで迷ったら、新しい方を選ぶようにしています。


以下は、完全に私がたまたま買って読んで、わかりやすかったという、完全初心者向けの本の参考です。
どの本が合うかは、その人に依ると思うので、本屋さんで立ち読みしつつ、自分がこれなら最初から最後まで読める、と思ったものに投資することをお勧めします。


PHPフレームワークLaravel入門

ざざっと一通り、webサービスを作る基本的な機能を説明してくれています。
Laravelは、英語のドキュメントがみやすく、かつ「getting started」みたいにキュレーションしてくれているのもあるので、
それでも実際にいい(と後で気づいた)のですが、日本語ネイティブですので、こちらでザザザッと読めたのは良かったです。
個人的に、公式ドキュメントを日本語訳してくれている有名なサイトは、翻訳やGUIなどなどが肌に合わず、活用していません。
(表現も、英語がまあまあ読める人には、公式ドキュメント(英語)の方がわかりやすいと思います)


jQuery レッスンブック


基本中の基本をザザザッと説明してくれています。
これさえ読めば、一通りはわかるので、以降やりたいことをネットでピンポイントで探すということができるようになります。




(さらに良かったものがあれば掲載して行きます。)




初心者プログラマーをさっさと脱したいと思っている人、お互い頑張りましょう!