ハワイ島であるとわざわざ書いたけれど、特に因果関係とか気候風土とか、文化とか関わりありません。
蕁麻疹は、過去には子供の頃に何度か出たことがあるくらいで、とても久しぶりの体験でした。
肌がちょっとチリチリするなぁと思っていたら、次の日からえらくそこここが痒くなってきました。
蒸れとか、布刺激とか、いつもならなんともないのに、赤くなったり痒くなったり腫れたりしてきました。
最初の日は放っておいたのですが、次の日からは、外が暗くなる時間帯からだんだん肌の過敏さが増してきて、娘の鳴き声を浴びると顕著に痒みが増すという事態に。
早々に夕食や風呂や寝支度を済ませて横になると、少し引いていました。
でも、こんなときに限って、2歳前で離乳していない娘さんの寝かしつけが壮絶で、ギャン泣きやら寝たと思ったらまた何度も起きるなどされるのですよね。
(もしかすると、これの寝不足が影響して蕁麻疹に至ったのかも?)
そうこうするうちに、手のひらから腕、肩にかけて、あと方々の布ズレする部位が腫れて痒くなってしまいました。
テンションなのか、体温なのか、何かの波が最高潮に達すると、一時痒みもマックスになり、大人しくしていると少しずつ引いていくんですよね。
そして、鳴き声とか要求とかでざっと腫れが出たり、逆に家族が寝かしつけを一緒になって対応し出してくれると少し引いたりと小さな波もあります。
いつもよりもストレスとか、逆にストレスを和らげる要因とかに過度に体が反応しているのがよくわかりました。
この大小の潮の満ち引きのような? 痒みの波に耐えながら、なんとか寝かしつけて、自分も横になり、浅いながらも眠りにつきました。
次の朝、医療保険KP(Kaiser Permanente)の電話診療を受けようかと考えていたのですが、その前に一応インターネットで調べてみると、蕁麻疹の薬は市販で買えると。
以前、膀胱炎を患った時は、完治には抗生物質が必要で、これは処方箋がないと買えない。
でも蕁麻疹は、抗生物質ではなく、抗ヒスタミン薬というものが必要らしい。
同様の症状でKPの診察を受けた人のブログでも、診察は受けたが原因特定は難しく、薬は市販薬を買うように医師から指定を受けたと書かれていました。
アメリカで買える市販薬を調べたところ、これはアレルギー性鼻炎などの時に飲む薬と同じものだということがわかりました。
・・・・・・お! とすると、アレルギー性鼻炎もちの家族が日本から持ってきた「アレグラ」が家にあったはず!
アレグラを確認すると、まさにドンピシャで蕁麻疹にも効くとの記載が!
・・・・・・アレルギー性鼻炎と、蕁麻疹の薬が同じものとは、知りませんでした!
飲んでみると、痒みも、肌がピリピリ過敏な感じもなくなり、心配なく一日の仕事に取り組むことができました。
助かった〜。
日本だと、医者にいくという選択肢がかなり身近で、それ自体はとても助かる素晴らしいことだと思います。
一方で、自分で調べてなんとかしようと試みるということも、大事だなと改めて思いました。