鶏口牛後な日々

心の赴くまま、やりたいことを仕事に。

WordoressのAll-in-one migrationを使う際、アップロード制限を変更したい(ロリポップ)

はじめに

Wordpressドメインが別の場所に移し替えたいと思った場合、All-in-one migrationというプラグインを使っています。

それを使わないで、実際にフォルダごと移動などをすると、URLのリプレイスが必要で、何かと結構面倒だし、気を使うからです。

しかし、結構毎回最初にぶち当たるのが、アップロード制限です。

当初は、2MBとか、20MBとかになっていることが多いです。

最初は、アップロード制限が20MBになっていた

制限容量を変更する場合、どのホスティングサービスを使っているかによって、細かいやり方は変わってきます。

今回は、Lolipopでした。

ステップ

  1. ロリポップのコンソールを立ち上げる
  2. php設定で、.htaccessphp.iniに優先して読み込む設定にする
  3. ロリポップFTPを立ち上げて、.htaccessのアップロードサイズの記述を追記する

ポイント

ホスティングサービスごとに、php.iniの編集の仕方が違います。

ロリポップは、php.iniが編集できないようです。(できるがGUIで限定的)

そのため、php.iniではなく、.htaccessの記載を優先するという設定にして、.htaccessに書くのがポイントのようです。

さくらレンタルサーバでは、コンソールからphp.iniを変更できました。

tacosvilledge.hatenablog.com

AWS Lightsailでは、SSHでサーバにアクセスして、php.iniファイルを直接編集する形でした。

aws.amazon.com

それでは詳細を説明していきます!

ロリポップコンソールを立ち上げる

ロリポップのコンソールログイン画面

ドメイン名とパスワードを入れて、コンソール(管理画面)にログインしましょう!

コンソールからphp設定を変更する

左のメニューから、「php設定」を選択します。

左のメニューから「サーバの管理設定」>「php設定」を選ぶ

ここで、ドメインごとの、バージョンで、「X.X(CGI版)」となっていることを確認します。

モジュール版などの違いは、下記にありました。

CGI版にしておく

そして、その右端にある「設定」を押します。

一番下の、php_value, php_flagを利用可能にする」をONにします!

一番下で、「php_value, php_flagを利用可能にする」をONにする

これで、.htaccessphp.iniより優先して読み込んでくれるようになります。

ロリポップFTP.htaccessを編集

メニューからロリポップFTPを選びます。

メニューからロリポップFTPを選びます。

ロリポップFTPの画面

ここで、Wordpressのフォルダ直下の.htaccessファイルを選択します。

.htaccessの編集画面

書き換える前に、一度ダウンロードしておきましょう!

変なことが起きた場合に、リカバリーできるようにしておくことは、どんな時でも重要です!

書き込む内容は、以下の通りです。

php_value upload_max_filesize 2048M
php_value post_max_size 2048M
php_value memory_limit 512M
php_value max_execution_time 300
php_value max_input_time 300

ここでのサイズなどは、自分のやりたい数字に変更してください。

これでアップロード容量が2Gになりました!

WordpressのAll-in-one Migrationの画面を見てみましょう。(インポートのところ)

Wordpress

アップロード容量が2GBになりました!

2GBになっているのが確認できるかと思います!

以上です。