消炎鎮痛薬といえば、バファリンやらイブやらという薬の銘柄が思いつくのが日本ですが、私は過去に一度そのうちの一つの薬でアレルギーを起こしているので、成分であるアセトアミノフェンとかイブプロフェンという成分は今後も摂取できないことになっているのです。
日本ではロキソニンという薬(ロキソプロフェンという成分入り)が売っていて、これは飲んでも問題ないことを確認しているので、必要があったらこれを飲んでいました。
さてハワイに来てから、痛み止めが欲しい〜という事態に陥ったので、アセトアミノフェンもイブプロフェンも入っていない消炎鎮痛薬を探しに薬局へ行きました。
こちらでは、商品名が、ほぼ成分と同じ名前になっているようで、「Asetaminophen」とか「Ibuprophen」と大きく書かれた薬がズラ〜〜っと並んでいます。
しかし、あれれ、「Loxoprophen」は?!?!
見当たりません。
ドラッグストアは、薬剤師さんもいて処方箋のある薬も買うことができるようになっているので、そこで聞いてみましたが、なんと答えは「それはアメリカでは売っていない」でした。。。
アメリカでは、AsetaminophenとIbuprophenが一般的ということで、それ以外は売っていないというのです。
(アスピリン系もあるのかもしれませんが、明確にそこまで聞きませんでした)
普通に買えると思って行ったので、結構驚きました。
小さなカルチャーショック!
ロキソニンをあとで調べたところ、ブラジル、日本、メキシコあたりで売られている薬ということらしいです。
そういう違いもあるのですね〜〜。
多分ロキソニンは日本から来る人たちに買って来てもらうことになりそうです。
生活していると、小さなところで、色々違いがあって、当たり前に思っていたことが、ところ変われば全く当たり前でないということを体感します。
今はインターネットで情報を調べることもできるし、グローバル企業が増えてそもそも同じものが複数の国で売られるなんてことも珍しくなくなってきていると思うので、数百年前とかに海外生活をした人とは比べ物にならないくらいカルチャーショックを受けるタイミングは減っているのだと思いますが、むしろ、「同じだろう」とたかをくくっているがゆえの、ちょっとした違いを見つけた時の驚きはとても新鮮です。
そういうのが色々あるのは面白いですねー。